グローバルな持続可能社会に向けた社会変革の挑戦
Challenge of Social Transitions to Global Sustainable Society
気候変動を緩和し脱炭素による持続可能な社会に移行するためには、自然科学による技術的な社会変革だけではなく、グローバルで学際的な協力が必要です。ポジティブな社会的転換を実現するためには、人々の行動や社会構造、政策の形成と実行に関連する社会科学の助けが必要です。本セミナーでは、社会的、文化的変革の必要性と具体例を紹介し、脱炭素を目指した物質消費やテクノロジー研究の現状を概説し、社会科学と自然科学の両面からSocial Tipping Dynamicsについて議論します。
主催:一般社団法人 日本MRS
共催:特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン
後援:(株)日本能率協会コンサルティング(JMAC), Future Earth国際事務局日本ハブ, グリーン購入ネットワーク(GPN)
日時:2023年12月12日(火) 14:00–17:00
会場 :国立京都国際会館/オンライン
参加費:無料
言語 :日本語または英語(同時通訳なし)
14:00–14:10 | 開会挨拶(日本語)竹内光男 ゼリ・ジャパン 事務局長 開催趣旨説明(日本語)鈴木 淳史 MRM2023/IUMRS-ICA2023事務局長(日本MRS事務局長) |
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第1部 講演 14:10―16:20 司会:Ria Lambino(総合地球環境学研究所 特任准教授/Future Earth 国際事務局日本ハブ 副事務局長) |
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14:10–14:35 | Ilona M. Otto (グラーツ大学 ウェゲナー気候・地球変動センター 教授) Social Tipping Dynamics and Carbon Inequalities(ソーシャルティッピングダイナミックスと炭素不平等) |
14:35–15:00 | Hein Mallee (京都府立大学 教授/総合地球環境学研究所 名誉教授) / 講演(日本語) 持続可能な社会への険しい道のりにおけるシステム的問題 |
15:00–15:25 | 樋川 和子 (大阪女学院大学教授) / 講演(日本語) 持続可能で平和な社会に必要な国際システムと社会的変革 |
15:25–15:50 | 南齋 規介 (国立環境研究所 資源循環領域 室長) / 講演(日本語) 脱炭素社会への転換に向けた物質バジェットの設定 |
15:50–16:15 | 水谷 広 (社会地球化学研究所 代表) / 講演(日本語) テクノロジーにより地球温暖化を解決できるのか?(日本語) |
第2部 パネルディスカッション | |
16:25―16:55 | 司会(モデレーター):春日文子(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授 /Future Earth国際事務局日本ハブ 事務局長) <パネリスト>講演者 論点:気候変動に対処するためには自然科学と社会科学の両方の視点が必要です。科学技術的な革新と社会的変革の両方を融合し、持続可能な社会の構築を促進するためのソーシャルティッピングダイナミックスを生み出す方法について議論します。 |
16:55―17:00 | 閉会挨拶(日本語)春日文子 |